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足関節捻挫
【捻挫とは】
捻挫は、スポーツで走ったり跳んだときに、足首を強くねじって発生することが多い疾患です。
また日常生活の中で、少しの段差でつまずいた際などでも生じることもあります。
「忙しい、大したことがないだろう」などの理由で放置したり治療せず
痛みを我慢してそのまま放置した結果、疼痛が長引いたり、捻挫が再発しやすくなるケースもあります。
的確な診断のもと、初期治療が大事であり損傷状況に応じた的確な治療が必要です
【診断】
足首には前距腓靭帯や脛腓靭帯、三角靭帯などがあり、受傷機転により様々な組合せの損傷があります。
当院では捻挫の患者様全員にエコー検査を丁寧に行い、どの靱帯がどの程度損傷(断裂)しているかを診断し
状態に応じた適切な治療・処置を行っています。
【処置・治療】
初期にはRICE処置を行います。(ライス処置と呼びます)
Rest:安静 伸縮包帯やテーピング、サポーター、ギプスなどで固定します。
Icing:冷却 氷枕、アイスパック、保冷材で冷やし、腫れを抑えます。
Compression:圧迫 包帯などで圧迫し、腫れを防ぎます。
Elevation:挙上 捻挫した⾜を挙上して腫れを防ぎます。(足を高くして寝る)
必要に応じて、炎症や痛みを抑えるお薬をお出しします。
【ご自身で行える捻挫の対策】
捻挫した場合には、できる限り速く上記のライス処置を開始し、速やかに医療機関を受診することをお勧めします。
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